これ、面白いけど、とっても重い。 百年小説作者: 森鴎外,夏目漱石,幸田露伴,尾崎紅葉,徳冨蘆花,国木田独歩,徳田秋声,島崎藤村,樋口一葉,岡本綺堂,岩野泡鳴,泉鏡花,近松秋江,有島武郎,正宗白鳥,永井荷風,志賀直哉,加能作次郎,武者小路実篤出版社/メーカー: …
どうしても理由がわからない。みんなで考えてるんだけど。この4月から約2か月、国公立大学に依頼した「文献複写」について、ものすごい確率でクレームを入れる事態になっている。たとえば、ノドや小口部分の文字が写っていなかったり、ページ数が違ったり…
このあいだ、ずぅっとシラバス掲載図書のチェックをしてて、思いっきり気持ち悪くなっていた。なんというか、果てしない仕事なのだ。 やっと、発注担当にまわしたんだけど、まだ、シラバスさえ出てこない学部もある。(WEBは除く) こんななか、京都外国…
山梨県の山中湖情報創造館館長の丸山高広氏のブログ「日々是電網」では、キャラクターや行ってみたい場所が児童書の中に存在しない、と丸山氏がいつものように焚きつけているが、氏特有の問いかけと理解しつつ、敢えて私もこれに乗って、私見を述べたいと思…
ワークライフバランス 今日から変われる入門講座 (朝日新書)作者: 坂東眞理子,辰巳渚出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2008/10/10メディア: 新書 クリック: 26回この商品を含むブログ (12件) を見る 「古事記」の真実 (文春新書)作者: 長部日出雄出版社…
これから学会発表する若者のために -ポスターと口頭のプレゼン技術-作者: 酒井聡樹出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2008/11/21メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 88回この商品を含むブログ (24件) を見るこれ、なかなか面白いです。ひとりひとりすっく…
分類についてはいろいろ言いたいことがある。特に大学図書館における分類については。でも、まだ自分の中で熟してなくて、今書くとただのグチになる。ので、もう少し、ほっておこう。ファーブル昆虫記 第7巻 上 完訳 (ファーブル昆虫記)作者: ジャン・アンリ…
サイボーグ・フィロソフィー――『攻殻機動隊』『スカイ・クロラ』をめぐって作者: 高橋透出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (14件) を見るこの資料は今日、みんなで排架先が…
スタッフが病欠で、しばらく遠ざかっていた種類の仕事もしなければならず 連日残業。 今日はフロートスタッフが入ってくれたのでカウンター業務はほとんどせずに済み、 教科書チェックやILL、新着リストチェックに専念できた。で、ILLがひと段落したところで…
差別の根源を考える作者: 喜田貞吉出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/09/13メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る もっとも美しい対称性作者: イアン・スチュアート,水谷淳出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/10/16メディア: 単行…
人と動物の日本史 1 (1) 動物の考古学作者: 西本豊弘出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見る 人と動物の日本史 2 (2) 歴史のなかの動物たち作者: 中澤克昭出版社/メーカー: …
プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?作者: メアリアン・ウルフ,小松淳子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2008/10/02メディア: ハードカバー購入: 15人 クリック: 225回この商品を含むブログ (57件) を見る ゲノムと聖書:科学者、〈神…
今日は疲れた、あぁ、疲れた、ホントに疲れた。横須賀線が止まってくれたおかげで、ホント、もう何もできない。開館担当だったんだけど、もう、誰もたどり着けない感じで、中のヒトも総動員で、何とか開館にこぎ着けた。アタシは最寄駅に着いた時点で、もう…
あんな大作なんだから1巻から読まなくちゃ絶対わかんないのに、大抵の公共図書館では1巻はいつでも貸出中。 だからって買わないよねぇ。 とっつきにくそうだし、って思ってたら、こんなの見つけました。 失われた時を求めて フランスコミック版 第1巻 コン…
忌野清志郎が死んでしまった。ショックで泣きそう。彼のロックンロールが大好きだったんだ。少年のような心、素敵な詩、カッコイイロック魂。素敵なメロディ。そう、なにもかもが大好きだったんだ。なんでぇ、何で死んじゃったのぉ? ショックだよぉ。いろい…
今日は国情がお休みなので、ILLもお休み。かねてより、乱れているとの噂のある電気関係の書架を見に行った。ねぇ、みんな工学系なんだから数字読めるよね、1から9までの順番って知ってるかい?本ってさぁ、立ててあるんだけど知ってる?と胸ぐらつかんで言っ…
少年マガジンの黄金時代 ~特集・記事と大伴昌司の世界~作者: 週刊少年マガジン編集部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/19メディア: 新書購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (17件) を見る中学・高校と女子校だったアタシだけど、少年マガ…
王―神話と象徴 (叢書・ウニベルシタス)作者: ジャン=ポールルー,Jean‐Paul Roux,浜崎設夫出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2009/03メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見るこれは読みごたえがありそうです。 持統女帝と皇位…
臨床哲学の知 ~臨床としての精神病理学のために作者: 木村敏,今野哲男(聞き手)出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2008/10/02メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (9件) を見る↑今、この1冊は読み終わって、ツチヤ教授の哲学講…
「午後から雨、」の天気予報はよぉく承知していたのだが、朝、バスで行くにはどうしても間に合わずに、自転車で最寄りの駅まで出かけた。午後5時に退勤。すでに学内ではパラパラと降り始めていたけど、電車に乗って自転車を置いている駅まで着いた時には、…
娘の通う高校では朝の読書(朝読)10分間×5日間×1年間=1単位なんだそうで、10分間、センセイが徘徊している中で各々読書をするんだそうな。ナニソレ、マジカヨ、シバイタロカァ?(リー5世のように)推奨図書みたいのがあって、なかなか立派な御本な…
亡き父が昔手紙をくれたとき、「われわれはルビコン川を渡ったのだから」という一文があって、そのころのアタシはルビコン川というのを知らなかったわけ。70年代によく映画を見ていた父からもらった手紙、ということもあり、どうせ「戦場にかける橋」かな…
悲の器―高橋和巳コレクション〈1〉 (河出文庫)作者: 高橋和巳出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1996/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (11件) を見る「散華」読み終わってしまった。 高橋和巳に関しては、いろいろ言われ…
なんでこんなに忙しいんだろ。朝、開館して、座って、ILLやって気がつくとお昼。 ひぇ〜、なんて言いながら、学生に論文取り寄せの方法と論文検索の方法なんか教えてたら、もう5時。事務処理の時間はどこに挟んだらよいのだろ。積み残しのまま、帰宅しまし…
「大学図書館に行列は必要か」http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20090403を読んでしばらく考えてみたこと。まだまとまってないけど。(というか、結局まとまらないと思うけど)まず思うのは、その大学図書館が何に向かっているのかの理念がはっきりしてないか…
数学ガール フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)作者: 結城浩出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/07/30メディア: 単行本購入: 35人 クリック: 431回この商品を含むブログ (264件) を見る数学ガール (数学ガールシリーズ 1)作…
はじめに。少し酔っております。 今日は、ゴネ取得した土曜休みのはずでしたが、土曜シフトの新人に開館作業について教えるために午前中出勤したのでした。 夜は、娘の高校進学祝いで食事に行って、少し飲んで帰ってきたわけです。土曜の勤務というのは、学…
学生がだいぶ大学に戻ってきた。それとともに図書館も活気がでてきて、忙しくなってきた。(図書館の活気ってなんか変な表現だこと)講義が始まったのか、年度末に先生が出していかれた課題をこなしにくる学生も増え、複写申込書の説明に大わらわ。ひょっと…
イライラする。包丁が切れないのだ。 イライラする。ツレがうるさいのだ。 切るたびに涙がこぼれる。くやしい。 砥石を水に浸ける。荒砥石と中砥石の二つだ。 ブクブクと泡が出る。じぃっと泡の出を見ている。研ぐ包丁を出す。 荒砥で刃こぼれの部分を研ぐ。…
更新面談の時にゴネて、ゴネて、ゴネて、やっと今年度は手に入れた土曜休み。 今日は部活の子もいないので、朝寝してしまった。年老いたネコがうずくまるベッドの中で、目が覚めてもしばらく起きないでいた。日の光が窓から差し込んできて明るいから、グズグ…