作家 森瑤子<母 伊藤雅代の作品

はじめに。少し酔っております。
今日は、ゴネ取得した土曜休みのはずでしたが、土曜シフトの新人に開館作業について教えるために午前中出勤したのでした。
夜は、娘の高校進学祝いで食事に行って、少し飲んで帰ってきたわけです。

土曜の勤務というのは、学生の利用は少ない割に、他大学の利用者とか、研究の為に先生がお見えになるとか、一般の利用者が貸出に来館するとか、レアケースというか、難しい事例が多い曜日でもあります。

今日もその都度、対処の方法を教えつつ、半日エクセルに没頭していました。
アタシのほうも前任者から引き継いだ仕事をいろいろ解きほぐしつつ、ルーチンワークもこなさなければならないので、今日のような日でないと新しい表を作ったり、書式を作ったりができません。非常に目が疲れました。

[今日の1冊]

ファミリー・レポート (新潮文庫)

ファミリー・レポート (新潮文庫)

森瑤子は難しい作家で、きちんと読むと繊細な彼女の姿が現れてくる。
でも、このエッセイは母としての伊藤雅代が色濃く出ていてすごく好き。
若い頃に読んだときは、むしろ子どもたちの立場で読んでいたが、年を経てアタシが実際にモリヨーコと同じように娘が3人いる立場になってみると、母イトウマサヨの気持ちが実によくわかる。長生きしてほしかった作家の一人だ。