読書修行

 結構多読で、一度に5冊ぐらい読むアタシだけど、これまで読んできた本の読み方がどうもまずい、ということに最近やっと気がついた。
 
 いわゆるレファ読みをずうっとしてきたので、この本には何が書いてあるか、この話は確かあの本に載っていたはずとか、これを調べるにはあの本、ということにはめっぽう強いけど、深く読んだり、フレーズを楽しんだり、いわゆる読書の醍醐味には弱かった気がする。

 レファ読みも大事なんだけど、いつまでもレポートを書く時みたいに、目次から攻略!みたいな読み方はやめよう、と決心して早一年。

読むスピードは格段に遅くなり、今年度読んだ本はいつもの年の半分くらいかな?一度に読む本も減らした。通勤時(往)用、(復)用、昼休み用、暇なとき用、就寝前用の5冊常備を通勤・昼休み用、暇なとき用、就寝前の3冊に。レファ読みは就寝前の1冊のみとすることで深読みの時間を増やした。

結果がどうこう、というのはないけど、挫折する図書も多くなったな、というのがアタシなりの感想。読み切る技術には、斜め読みも必要、ということがこの年でわかったアタシなのでした。